FXではテクニカル分析が必須になります
FXトレードではテクニカル分析よりもメンタル=精神力の方が重要だと思います。
そのため、当サイトでもトレード手法よりもメンタル部分の重要性についての記事が多くなっています。
もっとも、どんな優秀なテクニカル分析があったとしても、どんな為替相場の動きになった場合にも冷静にFXトレードが出来るだけのメンタルが無ければ、優秀なテクニカル分析など無意味になってしまうからです。
ですので、FXトレードでは優秀なテクニカル分析と強いメンタルの両方が必要な訳であって、この両方が合わさって初めてFXトレードで継続的に稼ぐ事が可能になるのです。
ただ、いくらメンタルが重要だからと言って、メンタルの事のみ記事にしていたのではトレードで稼ぐ事は出来ませんので、今回の記事ではテクニカル分析の例について説明します。
トレードにおけるテクニカル分析の例
テクニカル分析の説明をするに当たって為替チャート画像が無いと話になりませんので、まずは下記の参考画像をご覧下さい。(AUDJPY1時間足)
ここからは、全て仮想トレードとして説明します。まずは、あなたがAUDJPYで8060円の新規買いポジションを保有しました。
ちなみに、この参考チャートでは、上下それぞれにトレンドラインが引いてあり、参考チャート赤丸部分でローソク足の上下がトレンドラインの上または下で複数回反発または反落している事が分かります。
これは、FXトレードの世界では当たり前ですが、基本的にトレンドライン近辺では為替レートが反発または反転する場合があり、このトレンドラインを抜けると抜けた方向へトレンドが継続する傾向があるのです。
つまり、このトレンドラインは、為替レートが抜けるか抜けないかの抵抗となっているのです。
ただ、この参考チャートでは上下に強力なトレンドラインがありますので、少々動きづらい状態になっています。
もっとも、このトレンドラインを上下どちらかに抜ければ抜けた方向へ大きく動く可能性があります。
ですので、このような状態の場合には、買いポジションを保有していますのでトレンドラインが上に抜けたらストップ注文を上げていきながら為替レートの動きについて行けば問題ありません。
しかし、為替レートがトレンドラインの下に抜けたらそのまま下落する可能性がありますので、あらかじめストップ注文を設定しておく必要があります。
そこで、この場合の下値ストップの設定ですが、前回の安値の下、一目均衡表の雲の下限の下、トレンドラインの下あたりの画像内横線81.90円近辺に置くのが良いでしょう。
その理由として、81.90円近辺には下値のポイントを表すポイントが複数重なっているからです。1つでも有効なポイントが3つも揃えば、ストップを設定するための十分な根拠になります。
と、このようにFXトレードでは何らかしらの根拠を持ってトレードする事で、勝った場合は検証をして負けた場合でも検証や修正が利きますので、とても重要になります。