FX相場の大暴落に対処する方法

2018年2月15日

FX相場の大暴落に対処する方法
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FX相場ではごく稀に大暴落が起こります

長らくFXトレードを行っていると、ある日突然クロス円の為替レートが雪崩のように下落または逆に大暴騰する場面に出くわすものです。

もっとも、こういった大暴騰や大暴落は1年に何回もあるという訳ではありません。

ちなみに、私も過去に何回か大暴落や大暴騰の場面に出くわしましたが、その中でも脳裏に焼き付いているのが、日本国民であれば忘れもしない2011年3月17日の大暴落でした。

2011年3月17日と言えば、東日本大震災が起こってから6日後ですが、通常地政学的リスクがあると該当国の通貨が売られるため、東日本大震災が原因であれば大暴落ではなく大暴騰になるはずです。

でも、この時は大暴落になったのです。

為替相場の大暴落に対処するためには?

2011年3月17日の朝だったと思いますが、USDJPYやEURJPYをはじめ、ほぼ全てのクロス円がものの数分間で300pips以上の大暴落になったのです。

それはもう、何が起こったのか分からずに、ただただ為替チャートを眺めているだけしか出来ませんでした。

この場合、仮にUSDJPYを10万ドルの買いポジションを保有していたら、数分間で30万円以上の損失にもなってしまいます。

数分間で30万円の損失なんて、資金が少ない方にとっては再起不能になってしまいかねません。

そして、この大暴落によって多くの個人トレーダーが強制ロスカットになってしまい、これらのロスカットがさらに下値に置いてあったストップ注文も巻き込んで大暴落になったようです。

その結果、USDJPYの最安値が76.25円という、今まで見た事の無い数字となって表れたのです。

さすがに当時は、ここまで下落するとは誰も予想していなかったようなので、為替相場は一時パニックになっていました。

誰も予想していないという事は、つまり為替レートがこれほど下落するとは思っていないため、ストップ注文をかなり深めに、またはストップ注文を入れていなかったのではないかと思われます。

そうでなければ、あれほどロスカットの連鎖が起こるとは考えられないからです。

ただ、為替相場ではある日突然このような大暴落や大暴騰が起こってしまうのです。

まさか起きないだろう、まさかここまで下がらないだろうと思っていても、それが起こってしまいます。

ですので、為替相場で大暴落や大暴騰が起こった場合に備えて、保有しているポジションにはしっかりとストップ注文は入れて置く、FX口座の資金に余裕を持たせるなどのリスク管理が重要になってきます。

特にFX初心者の方は、いきなり大暴落や大暴騰が起こってからでは対処する事が難しくなりますので、事前のリスク管理が非常に重要になります。

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